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xeroPM システム操作マニュアル

AI連携型

コストマネジメント&日報管理システム 完全ガイド

管理者機能 一般ユーザー機能 3段階絞り込み Backlog連携

新機能追加:AI営業戦略機能がリリースされました

過去の日報データを分析して、顧客別の営業戦略をAIが自動生成する機能が追加されました NEW

主な機能:

  • 顧客の日報履歴を包括的に分析
  • 現状分析から中長期戦略まで提案
  • 具体的なトーク例も生成
  • 10-20秒で戦略を自動生成

詳しい使用方法を確認する

操作手順と活用のコツを詳しく解説しています

使い方を見る

システム概要

xeroPMは、プロジェクトのコスト管理と日報管理を統合した社内管理システムです。 管理者(PM)向けの管理機能と、一般スタッフ向けの日報機能で構成されており、 効率的なプロジェクト運営とコスト可視化を実現します。

管理機能

  • ユーザー管理
  • カテゴリ管理
  • 顧客管理
  • プロジェクト管理
  • 単価設定管理

日報機能

  • マンスリーリポート
  • 3段階絞り込み日報入力 NEW
  • AI評価機能
  • Backlog連携

新しいデータ構造

レベル1: カテゴリ

例: KCS、Alpha21、Xerographix など

レベル2: 顧客

例: 有限会社井上、有限会社津田 など

レベル3: プロジェクト

例: StayGuide、SEEDER01、株式会社テスラ など

管理者向け機能

1. ユーザー管理

機能概要

総ユーザー数
システム登録者
アクティブユーザー
稼働中ユーザー
非アクティブユーザー
休止中ユーザー

操作手順

1
「新規ユーザー追加」ボタンをクリック
2
ユーザー名、メールアドレス、基本単価(デフォルト値)を入力
3
アクティブ・管理者権限のチェックボックスを設定
4
「保存」ボタンで登録完了
重要

基本単価はユーザー登録時のデフォルト値です。実際のプロジェクト単価は「単価設定管理」で契約内容に基づいて個別設定します。

2. カテゴリ管理

機能概要

カテゴリは3段階絞り込みの最上位レベルです。 「どこのプロジェクトか?」という最初の大分類を行います。

重要ポイント
  • カテゴリ下に複数の顧客が紐づきます
  • 各顧客の下に複数のプロジェクトが配置されます
  • 日報入力時は必ずカテゴリから選択を開始します

階層構造の例

📁 カテゴリ: Xerographix
🏢 顧客: 有限会社井上
📋 プロジェクト: SEEDER01
📋 プロジェクト: 株式会社テスラ
🏢 顧客: 有限会社津田
📋 プロジェクト: StayGuide

操作手順

1
「新規カテゴリ追加」ボタンをクリック
2
カテゴリ名、説明、色の設定を行う
3
ステータスを「アクティブ」に設定
4
保存で完了

2.5. 顧客管理 NEW

機能概要

顧客は3段階絞り込みの中間レベルです。 カテゴリの下に位置し、複数のプロジェクトを管理します。

新機能のポイント
  • カテゴリを選択すると、そのカテゴリに属する顧客のみが表示されます
  • 顧客を選択すると、その顧客のプロジェクトのみが表示されます
  • 同じ顧客でも異なるカテゴリに属するプロジェクトを持つことができます

データ関係性

カテゴリ : 顧客 = 1 : N(1つのカテゴリに複数の顧客)
顧客 : プロジェクト = 1 : N(1つの顧客に複数のプロジェクト)
※ プロジェクトは必ずカテゴリと顧客の両方に紐づきます

3. プロジェクト管理 UPDATED

機能概要

プロジェクトは3段階絞り込みの最下位レベルで、実際の作業単位です。 必ずカテゴリと顧客の両方に紐づけて管理します。

重要な変更点
プロジェクト作成時にカテゴリと顧客の両方を必ず設定
日報入力時はプロジェクトを直接選択できません(3段階絞り込みが必要)
従来のカテゴリのみの紐づけから、カテゴリ+顧客の紐づけに変更

操作手順(更新版)

1
「新規プロジェクト追加」ボタンをクリック
2
プロジェクト名を入力(例:SEEDER01)
3
カテゴリを選択(例:Xerographix)
4
【重要】顧客を選択(例:有限会社井上)
5
説明、開始日、終了日を設定
6
「作成」ボタンで登録完了

4. 単価設定管理

機能概要

単価はプロジェクト+人の組み合わせで設定します。契約内容を参照して個別に設定します。 3段階絞り込み機能の実装により、より詳細な単価管理が可能になりました。

基本単価

ユーザー登録時のデフォルト値

プロジェクト単価

契約内容に基づく個別設定

設定例(カテゴリ→顧客→プロジェクト別)
Xerographix → 有限会社井上 → SEEDER01のHさん:¥3,500
Xerographix → 有限会社井上 → 株式会社テスラのHさん:¥3,800
KCS → 有限会社津田 → StayGuideのHさん:¥4,000

操作手順

1
「新規単価設定追加」ボタンをクリック
2
プロジェクトを選択(例:SEEDER01)
3
ユーザーを選択(例:LARS HONDA HAPPEL)
4
契約内容を参照して基本単価と時間単価を設定
5
適用期間を設定
6
「作成」ボタンで登録完了
ポイント

同一ユーザーでもプロジェクトごとに異なる単価設定が可能です。3段階絞り込み機能により、より細かな単価管理ができるようになりました。

一般ユーザー向け機能

1. マンスリーリポート

表示項目

3.00
総時間
当該月の日報の合計
¥15,000
総コスト
全員または個人で集計
6
総稼働日数
当該月の稼働日数
0.2%
稼働率
全員の合計または個人
¥4,167
平均単価
円/時
2
プロジェクト数
当該月のプロジェクト

カテゴリ別内訳例(3段階表示)

📁 KCSカテゴリ 時間: 3.00h | コスト: ¥15,000
🏢 有限会社津田
📋 StayGuide 3.00h ¥15,000
📁 Xerographixカテゴリ 時間: 0.00h | コスト: ¥0
🏢 有限会社井上
📋 SEEDER01 0.00h ¥0
📋 株式会社テスラ 0.00h ¥0

2. 日別詳細・日報入力 大幅変更

重要:プロジェクト選択方法が変更されました

❌ 従来の方法
プロジェクトリストから直接選択
「StayGuide」を選択
✅ 新しい方法(3段階絞り込み)
1️⃣ カテゴリ選択:「KCS」
2️⃣ 顧客選択:「有限会社津田」
3️⃣ プロジェクト選択:「StayGuide」

新しい日報入力手順

📝 作業追加の基本フロー
1
作業追加ボタンをクリック
該当する日付の「➕ 作業を追加」ボタンをクリック
2
基本情報を入力
時間(開始〜終了)、場所を設定
3
【重要】3段階絞り込みを実行
1
カテゴリ選択:該当するカテゴリを選択(例:KCS、Xerographix など)
選択すると顧客選択肢が表示されます
2
顧客選択:該当する顧客を選択(例:有限会社井上、有限会社津田 など)
選択するとプロジェクト選択肢が表示されます
3
プロジェクト選択:最終的な作業対象プロジェクトを選択
4
作業内容を詳細に記入
後述する作業内容記入のポイントを参照
5
保存 → AI評価実行
保存後、必ずAI評価ボタンをクリック

入力必須項目(更新版)

時間(開始時刻〜終了時刻)
場所
ユーザー
カテゴリ 必須
顧客 NEW
プロジェクト
工数(自動計算)
単価・コスト(自動計算)

3段階絞り込みの動作詳細

Step 1: カテゴリ選択
  • • システムに登録されている全カテゴリが表示されます
  • • カテゴリ選択後、顧客選択ボックスが有効になります
  • • 例:「KCS」「Xerographix」「Alpha21」など
Step 2: 顧客選択
  • • 選択したカテゴリに属する顧客のみが表示されます
  • • 顧客選択後、プロジェクト選択ボックスが有効になります
  • • 例:KCS選択時 → 「有限会社津田」「株式会社ABC」など
Step 3: プロジェクト選択
  • • 選択した顧客のプロジェクトのみが表示されます
  • • プロジェクト選択後、単価・コストが自動計算されます
  • • 例:有限会社井上選択時 → 「SEEDER01」「株式会社テスラ」など
作業内容記入の重要ポイント

1. 業務内容:どのような作業を行ったか具体的に記載

2. 成果・達成事項:完了したタスクや決定事項を明記

3. 気づき・課題:作業中に発見した問題点や学び

4. その他:次回作業予定や引き継ぎ事項など

💡 詳細な記録は個人のスキルアップと会社の知識資産になります。

AI評価機能の活用

必須実行:日報保存後、必ずAI評価ボタンをクリックしてください

品質向上:AI評価により作業の質向上と標準化が図れます

会社資産:評価データは組織全体の改善に活用されます

🤖 AI評価により、継続的な業務改善が可能になります。

3. Backlog連携機能 UPDATED

連携条件

  • Backlogと同じメールアドレスで登録している場合のみ同期可能
  • 自分が担当していて、開始日、終了日、担当が設定されている課題のみ同期

3段階絞り込みとの連携

重要な注意点

Backlogから同期された日報も3段階絞り込みの対象です

同期後、以下の設定が必要になる場合があります:

  • • カテゴリが未設定の場合は選択が必要
  • • 顧客情報が不明な場合は手動で設定
  • • プロジェクト情報の確認・修正

同期例

Backlog設定:
7/1〜7/10までの「テスト」という課題
同期結果:
10日分の日報テンプレートが自動で同期されます
追加作業:
3段階絞り込み(カテゴリ→顧客→プロジェクト)の設定が必要

注意事項

  • 時間は9:00〜9:00(0分設定)になるため、実際の時間は手動で設定が必要
  • Backlogにない日報は「作業を追加」ボタンで追加可能
  • 3段階絞り込みの設定は手動で行う必要があります

作業追加方法

緑色の上部ボタン

1日の枠を追加(モーダル形式)

青色のボタン

1日に複数タスクを行った場合のインライン追加

5. AI営業戦略機能 NEW

機能概要

過去の日報データを分析して、特定の顧客に対する最適な営業戦略をAIが自動生成します。 顧客との関係性を深化させ、効果的な営業アプローチを提案する先進的な機能です。

AIが提案する内容
  • 現状分析・課題の要約
  • 短期的なアクション提案
  • 中長期的な戦略提案
  • 具体的なトーク例

操作手順

1
対象顧客の日報履歴画面への移動
画面左側のメニューから 顧客管理 をクリックし、顧客一覧画面を開きます
戦略を立案したい顧客を一覧から探し、その顧客の行をクリックして「顧客詳細」画面に移動します
顧客詳細画面の上部にある 日報履歴 ボタンをクリックします
2
AI営業戦略の生成
日報履歴画面のヘッダー部分にある、緑色の AI営業戦略を生成 ボタンをクリックします
ボタンをクリックすると、ボタンの表示が「生成中...」に変わり、アイコンが回転し始めます

AIが過去の日報すべてを分析しているため、結果が表示されるまで10秒〜20秒ほどお待ちください

3
生成された戦略の確認
分析が完了すると、自動的に 「AI営業戦略提案」 というポップアップウィンドウが表示されます
ウィンドウ内には、以下のような項目を含んだ具体的な営業戦略が提案されます:
現状分析

過去の日報から読み取れる顧客の状況や課題の要約

短期的な提案

次のアクションとしてすぐに実行できる具体的な営業アプローチ

中長期的な提案

関係を深め、より大きな成果に繋げるための戦略

具体的なトーク例

顧客との会話で使える具体的な言い回しや質問の例

内容を確認後、右下の 閉じる ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます

【重要】この機能のポイント

この機能は、その顧客に関するすべての過去の日報をAIが読み込み、文脈を理解した上で、最適な戦略を提案します。

生成された戦略はあくまでAIによる提案です。最終的な判断は、ご自身の知見と合わせてご活用ください。

活用のコツ

定期的な活用:月1回程度、主要顧客に対して戦略を生成し、営業アプローチを見直しましょう

日報の質向上:詳細な日報を記録することで、より精度の高い戦略提案を受けることができます

チーム共有:生成された戦略はチーム内で共有し、営業活動の標準化に活用しましょう

4. プロジェクト評価機能

機能概要

個人・チームのプロジェクト貢献度を数値化・可視化するシステムです。 3段階絞り込み機能により、より詳細な分析が可能になりました。

⏱️
時間効率性

作業時間の配分と継続性を評価

💰
予算効率性

コスト対効果と予算管理を評価

📝
品質・学習

日報品質と学習成長を評価

フィルター機能(3段階絞り込み対応)

プロジェクト選択
  • • 全プロジェクト統合:組織全体の評価
  • • カテゴリ別:カテゴリ単位での評価
  • • 顧客別:顧客単位での評価
  • • 特定プロジェクト:プロジェクト内での貢献度
ユーザー選択
  • • 全ユーザー:チーム全体の評価
  • • 個人指定:詳細な個人分析
期間設定

開始日〜終了日を設定して特定期間の評価を実施

操作手順

1
ナビゲーションメニューから「📊 評価」をクリック
2
フィルター条件を設定(プロジェクト・ユーザー・期間)
3
「🔍 分析開始」ボタンをクリック
4
AI分析結果とスコアを確認
5
改善提案を参考に業務改善を実施

評価指標の詳細

時間効率性 (最大25点)
  • • 日次作業時間の安定性
  • • 継続的な作業パターン
  • • 作業時間の最適化
品質向上 (最大30点)
  • • 日報内容の具体性と詳細度
  • • 学びや課題の明確化
  • • 改善プロセスの記録
学習記録 (最大20点)
  • • 新技術・課題解決プロセスの記録
  • • 知識の体系化と共有
  • • 継続的な学習姿勢
重要なポイント

評価システムは個人の成長支援が主目的です。3段階絞り込み機能により、 より詳細なプロジェクト分析が可能になり、具体的な改善提案を受けることができます。

システム活用のポイント(改修版対応)

3段階絞り込みの習得 重要

カテゴリ → 顧客 → プロジェクトの順序を必ず守り、新しいワークフローに慣れることが重要です。

階層構造の理解

カテゴリ > 顧客 > プロジェクト > 作業の4層階層を意識した運用が重要です。

日報の質

作業内容は詳細に記載し、AI評価を活用して継続的な改善を図りましょう。

Backlog連携の活用

Backlog連携後も3段階絞り込みの設定を忘れずに行い、データの整合性を保ちましょう。

コスト管理

3段階絞り込みにより、より詳細なコスト分析が可能になりました。適切なデータ入力を心がけましょう。

効果測定

3段階絞り込み機能により、カテゴリ別・顧客別・プロジェクト別の詳細分析が可能になりました。

最終目標(改修版対応)

3段階絞り込み機能を適切に活用することで、プロジェクトコストの可視化と業務効率化を実現し、 データドリブンなプロジェクト管理を推進します。

新機能による改善効果:

  • カテゴリ別の詳細コスト分析
  • 顧客別の収益性把握
  • プロジェクト別の精密な工数管理
  • より正確な単価設定と予算管理

移行期間中のサポート

困った時の対処法:

  • • 適切なカテゴリが分からない → 管理者に確認
  • • 顧客情報が不明 → プロジェクト詳細を確認して判断
  • • 従来の方法で入力したい → 新方式のみ対応(旧機能は廃止)
  • • 操作方法が分からない → このマニュアルを参照、または管理者に問い合わせ

📞 技術サポート:新しい操作方法について不明な点があれば、管理者までお気軽にお問い合わせください。